吸音材などでぐるぐる巻き、自身もタオルにくるまれながらスゴイ出で立ちで録音していましたが、
やはりちょっと気を抜くと残響音が入ってしまうため、例の(ドコの?)厳しい海外の会社からも「やり直しましょう(このバカもの!←コレは彼等の心の声)」と、言われることが多かったです。
最近は、趣味で歌も録音しているため、安定した環境が欲しくなり、ついにリフレクションフィルターを購入。
初めは海外の会社から勧められたKaoticaを購入する予定でした。こちらはコンパクトで部屋でも幅をとらず、軽量でまさに部屋の中に目玉おやじがいつもいる感じ。
しかし、世の中には親切な人々がたくさんいて、外国人がユーチューブで各製品の音声を比較している動画があり、それを聴いたとき、直感でカオティカではダメだ、と思いました。
そして、ハロを見つけます。
ハロ……というと、あの昔のZガンダムのEDでびよ~んびよ~んとファの周りを飛び跳ねるまんまるいロボットしか思い浮かばない……調べてみるとハロって最近のガンダム?にもご出演されているんですね。最近のアニメはあまり知らないんですが、ガンダムが続いているのには驚きです。
むしろカオティカの方がハロっぽいです、カオティカは前から見ると目玉おやじ。後ろからみるとハロ。形はこっちの方が断然好みなんですケドねぇ。
リフレクションフィルターなんて、つけて音声が変わるものなのか……?というわずかな疑問はありましたが、とりあえず残響音さえなければあとはいいかなというつもりでした。
でもハロは優秀すぎた……
音が全然違うんです。それに以前よりもノイズも減りました。今までのRODEの音は何だったの……
しかもハロはなぜかすごいデザインなので、部屋にあるとそこだけ一角、近未来にトリップしたかのようです。
フツーの電気店とかで売ってるフィルターとは全くデザインが違う。
ただ、ハロは大変圧迫感があります。色も少し暗めのパープルだし、宅急便で来たとき、あまりの大きさに「しまった……部屋にはいるのか?」という不安がおしよせてきたほど。
開封してみるとそんなでもなかったです。でもフツーのリフレクションフィルターよりは大きいかもしれません。
ハロを使うと、音に厚みが出る感じがします。今までは音が散っていたのかなと。残響音は部屋によるかもしれません。私は部屋鳴りがひどかったので。
クローゼットの中で録音している人も多いですが、私はとうていムリでした。だって、洋服入れられないじゃないですか。貴重な収納なのに。そのあたりはずっと悩ましかったです。
だんぼっちとかもかわいくて好きですが、部屋に置くには大きすぎる……
でも、ハロよ、おまえのおかげでそんな悩みもふっとんだよ。一体誰が開発したんだろう。
また、これは偶然なのか、ハロを購入したとたん、仕事の相談がどっとおしよせてきて「おまえは福の神か!」とつっこみたくなりました。
今は落ち着きましたけど、普段はのんびりしている私にとって、てんてこ舞いな時間でした。
実はこれにはオチがあり、使用している方はご存じでしょうが、ハロはヘイローと読むのだそうです。
でも今更ヘイローなんて呼べますか?(呼ぶ必要はないんですが。。)
もう私の中では永久にハロです。というか、日本人には「ハロ」だと言って売って!その方が売れるに違いない。だって、日本人はローマ字読みが大好きでしょ。(私だけ?)