年末の忙しい時期に、少し長いスパンの宅録を受けてしまったので、大晦日も仕事をし、元旦はすっかりのびてしまっていました。

こちらの更新ものびのびになっていましたが、皆様はどんな新年を迎えられたでしょうか。

私は去年、特にこれと言って大きな変化はなかったのですが、気持ちの部分では近年感じたことのないブレイクスルーを経験しました。いろいろ学んできたので、不思議なことではないのですが。

しかし、年明けに「全然ダメじゃん」みたいな信じがたいことがあり、また元に戻ってしまうのか……と思いましたが、今は反省しつつ、また日々いろいろ学んでいます。

私は少し、極端なことに思考を向けやすいところがあります。ですから、何も行動してないのに人生がびっくり仰天で、自分でもついていけなくなってしまう。これは全て無意識のしわざではあります。

今はそのからくりのようなものを理解しています。まだかなり中途半端で結局コントロールしきれず、右往左往な感じではありますけど。

そのため、今はかなり落ち込んでいます。でも、それが和らいだのは皆様や友人からの連絡、そういうごく普通の日常でした。仕事のご連絡も私を日常へ引き戻してくださったので、仕事が来たことよりも連絡してくださった担当者の方の文面の方が嬉しかった。

とてもありがたきことです。

去年は、国内の仕事より海外の仕事が若干多かったのかな、という感じでした。仕事量は多くなかったのですが、時間はかかりました。なぜかというと、あいかわらず英語が苦手で、メールひとつ送るのに、日本語で送るときの倍の時間がかかってしまうからです。

「1単語」を「1文字」と言い間違えて相手が大混乱に陥っていたり(だいぶやばい間違いで)相手の言ってる意味がわからなくて、パソコンの前で氷のように凍ってしまったり(凍ってる場合でもないんですけど)

よくこんなおかしな自分に依頼してくださったなぁ、と感慨深いです。

ただ、さすがに仕事で英語を使うようになってからは、英語力が急速に伸び始めています。相手が書いてくる英語も吸収しますし、スクリプトは全て自分でチェックして、おかしな日本語は直す、といったまるで翻訳の校正みたいなことまでする時もありました。しかし、日本語の校正はできますが、英語の文法はイマイチわからずなんだかヤマ勘で乗り切った感じです。

それで気づいたのですが、世界の人々の中には尺に合わせた原稿なども用意してくださる制作会社に依頼せずに、ご自分で作成できる部分は作ってしまう方がいるんだな、と。日本語の尺に合わせて英語を翻訳するという映像翻訳は10年後には違う形態になってるかも……

そして、そのうち動画が勝手に作れちゃう!みたいなソフトまで登場して現存の業務形態もだいぶ様変わりしているでしょう。

そう考えると、制作されている方は声だけの依頼、翻訳だけの依頼、絵だけを作る依頼、と細かく分かれているパッケージに対応できるのも魅力かもしれませんね。最近はそういったサービスも見かけますしね。