昨年末はさまざまなタイプの案件をお受けしました。セリフやナレーション、吹き替えタイプのナレーションなども。

 国内の案件が多かったのですが、久しぶりに海外からも1件、お受けしました。

 その会社はイギリスの翻訳の会社なのですが、普段はやはり翻訳を中心に制作しているので、基本はナレーターさんをそれほど必要とはしていません。

 でも、やはり翻訳と映像って切っても切れない関係なので、クライアント様に「映像も作ってくれる?」的なことはけっこう依頼されるんだろうな……と感じてはいました。

 それで、日本語のナレーターさんを探していたらしく、あるプラットホームに登録していた私を見つけてくれて、案件があるかどうかはわからないけど、もしあるときは協力してくれる?と持ちかけられました。

 そういうことはけっこうあります。そして、何か月か音信不通で、私自身もすっかり忘れ去っていた頃に連絡が来たりするので「どえ~誰だっけ」となります。

 国内の方では、たとえば1,2年前とかに1回連絡したきりでも覚えているものですが、やはり英語名とかニガテ意識があるせいでしょうか、久しぶりに連絡くるとちょこっとパニくることも……

 クライアント様と金額なども交渉していただき、実際にお仕事が来たのは1か月以上たってからでした。

 ここ数か月、ワケあってかなり海外のサイトなどを見る機会が多かったのですが、声のお仕事とは関係ないところを見ていましたし、何十年も飽きもせず続けている英語の勉強も滞っていました。

 その会社とはじかに取引することになったので、自己流の簡易なインボイスを送ればいいかな……と、思っていたのですが、そうはいかなかった(笑)

 やはり他社にもあるようなクラウドシステムが完備されていて、そちらの設定に沿ってインボイスを作成する、ということになっていました。

 この各社独自のシステムは海外ではけっこうお目にかかっていたのですが、国内ではなかったかな、と思います。

 ところがやはり昨年、新たにご依頼いただいた国内のクライアント様の請求のシステムがこういった登録先のサイトからになっていました。もちろん、いつかはこういうシステムが登場するだろう、と思ってはいましたが、なかなかデータもアップできて、請求書もワンタッチで作れて、といった一括したシステムはなかったですね。

 チャットワークも便利ですが、必ずしも映像制作に特化したシステムではないので、私自身も別の仕事で使ったことがあります。

 私はあまり取引先が多くないので、そういうシステムを使っているところと出会えなかったのかもしれません。どちらかというと、いつも決まった登録先などとやりとりしているので。

 ……で、久しぶりに登録するために英語のマニュアルをじーっと読んでいましたが、つい2,3年前の私ならちゃぶ台ひっくり返しそうなわからなさ加減でした。今だって大してわかっちゃいませんが、海外のそこらじゅうの登録をしてきたからどうにかなったのかな?という感じ。

 

 さて、現在ワケあってお仕事をお休みしているところもありますが、納期に余裕がある場合はお引き受けできそうかな、と模索中です。

 でも、リップノイズがとれるソフトを使用しだして、かなり時間は短縮できていると思います。

 次回はそのスグレものについてちょこっと感想を書いてみたいと思います。

 まだ使いこなせていませんが、超おススメ。ここまで書けば「ああ、あれのことね」とおわかりの方も多いでしょう。